2022.06.02 #2 死後評価されてもしょうがないよね

木曜日。

今日は学校。

朝起きてアラームを自分で勝手に止めていたようだ。10回くらいかけてたのに。

THE SIGN PODCASTのケンドリック・ラマー『Mr. Morale & The Big Steppers』回とHarry Styles『Harry's House』を聞きながら学校に向かう。よく晴れていて暑い。無茶苦茶に遊びたくなる。エネルギーが有り余っている。

 

授業で同級生の発表を聞いた。

著者の作品は、著者の自殺から10数年後、母親が持ち込み出版されたらしい。そこから40年後この学生が発表をして、聞いている学生に発表が届いている。著者はこれを望んだだろうか。

わからない。

自分は死後評価されることを射程に動くことなんかできない。

生前評価されることと死後評価されることの何が違うんだろう。

自分が死後の評価に虚しいものを感じてしまうのは、結局自分が表現を自尊心を満たすものとしてしか意識できていないからだろう。

 

友達を遊ぼうと誘ったが、断られてしまいました。彼はなんだか冷たかった。

依存的な関係は危険だ。分かっていてもしがみついてしまう難しさがある。

人は一人だ。

心がかさついている。

さてどこに行こう。何をしよう。

 

気持ちが決まり、ハライチのターンで岩井さんが話していた駒場公園に大学から歩いて行ってみることに。

学校裏の綱坂を上り、左折して日向坂へ。

大使館などが多く、見慣れない面白い街並み。

83 Lightning Catapultを聴きながらずんずん歩く。

麻布十番方面に興味を持ち行ってみることに。

予想と違う街並み。

ぐっと左に曲がり六本木ヒルズ方面へ。

けやき坂を奥に一本入りさくら坂へ。

上りきったところで左折し、西麻布の奥まったところに入ってゆく。

古びた自販機でCCレモンを買う。暑い気温にたまらなく合う爽やかなレモン味。

広尾を過ぎて、恵比寿駅方面に向かう。

一風堂を食べるか迷うが、なんとなくやめる。

恵比寿駅をすぎ代官山方面へ。

代官山っていけすかない街って思ってたけど、街並みがやっぱり東京の中では結構異質で、テーマパークにいるようで歩いてて楽しい。今度じっくり探検してみるか。

代官山を神泉・松濤方面に歩いて行く。

街並みは退屈になるが、83LCがおもろいので、疲れはない。

東大の裏を抜け、遂に駒場公園へ。

思ったほど広くもなく、何の面白みもない公園だったが、この公園をあれだけ広げてフリトにできる岩井さんはすごい。

公園を一周して、少し休み、代々木上原駅から帰ることに。なんか都内の中心部のはずなのに変わった下町感。

小田急線に乗って新宿、新宿から埼京線

車内では中川家高橋ひかるがゲストの「あちこちオードリー」を見る。

帰り道のセブンで蒙古タンメンカップ麺を買い、家で食う。

蒙古が食べたかったが、辛すぎるのもむかつくと思ったので、辛味オイルを半分だけ入れる。

 

夜ご飯を少なめに食べ、夜の時間。

「ひなたのバス旅」を見て、色々感じながら、自分が本当にゴミのような人間で、おそらくこのまま行くと今後の人生で何も手に入れることなく死んでいくのだと確信する。

最近何度目かハマっている銀杏のライブ映像を身漁る。なんだか自分には何でもできそうな気がしてくる。

音楽をダラダラと聞いていたら、3時過ぎに。風呂に入り、乃木坂という現代日本を代表するアイドルグループを牽引してきた「才能・努力・自己研鑽(主観的、右翼的)」「スカし・冷笑・超然(客観的、ある意味での賢さ、小賢しさ、左翼的)」「調和・一芸・乃木坂らしさ(協調的、ノンポリ的)」という三要素のせめぎ合いから2010年代的な共同体参画について考える。

そして疲れたから眠った。

明日はピースメイカーの最終話を見ることだろう。

明日は若林さんの『ナナメの夕暮れ』についても書こう。

 

 

〈今日の曲〉

Harry Styles「Cinema 」

坂元慎太郎「幽霊の気分で」

RCサクセション「スローバラード」

銀杏BOYZボーイズ・オン・ザ・ラン

銀杏BOYZ「あいどんわなだい」