2022.11.20 #6 帰ってきたひとりの人間

帰ってきた。

書くのが辛かったし、見返すのも辛いから、やめようと、おもっていたんだけど、

かえってきた。

依然状況は停滞しているが、僕は少しだけ強くなった。

周りの人たちが僕のことを愛してくれていることも思い知った。

もしかしたら、大丈夫かもしれない。

そんな日をいくつも少しずつ、少しずつ重ねてきた。

僕はまだ多くのものから逃げている。

そして、今後も多くのものから逃げ続けるだろう。

でも、

大丈夫

というか

大丈夫、を信じたい

というか

大丈夫、を信じたい、という自分を信じてみたい

そんな気持ちになってきているのがわかる。

とても大きなものを毎日もらっている。

もう自分はあの頃の自分とは何かが違う。

最近はあまりとぼとぼ歩かなくなった。

てくてく歩いている。

しかと目で見つめながら、

いろんなものが動き回る音に耳をそば立てながら、

あっという間に変わってしまう空気の香りを胸いっぱいに吸い込みながら、

僕は、歩く。

走れないかも、自転車には乗れないかも、ましてや車や電車なんてもってのほかだ。

でも、僕は、歩く。

誰に何と言われようと、僕は、やさぐれずに、全てを感じながら、歩く。

もう、進めるよ。

ありがとう、自分、おつかれさま、がんばったね。

そうだ、そうさ、そうね、そうなのだ。

僕は幸せになっていいんだ。

思い切り幸せになるんだ。

なれるかわからないけど、なろうとするんだ。

周りのみんなが認めてくれたように、僕も誰かを包み込むように、認めるんだ。

なんだか歩いていける気がするのは、きっと、気のせいじゃない。

おつかれさま、自分。

そして、

こんにちは、自分。

2022.06.05 #5 僕は死ぬように生きていたくはない。

日曜日。

なんだか起きてからすぐ怒られた気がする。最近毎日そんなんばっかだ。僕は怒られるために生きているんじゃない。

翌日に書いているのだがなんだかあまり記憶のない1日だ。

何をしていた記憶もない。

オードリーのオールナイトを聞いた。

ドミューンのシンエヴァ回を聞いた。

昼には辛い麺とカレーメシを食べた。

カレーメシがあまり美味しくなくて残した。

加藤純一とひろゆきの対談配信を聞きながら、ロッテントマトを見ていた。

外には出なかった。別に出たくなかった。

なんだか気づいたら夜になっていた。

夜は手羽先を食べた。

映画を見ようかと思っていたがあっという間に時間は過ぎ、ただ音楽を聞いていた。

工事中とそこさくを見て眠った。

僕は死ぬように生きていたくはない。

 

<今日の曲>

中村一義キャノンボール

2022.06.04 #4 Reality Bites Me. ____ The World.

土曜日。

朝起きてなんだかんだシャワー浴びてなんだかんだしていたら昼。

隣の方が家の広い庭にテントを張って子どもと遊んでいる。響き渡る子どもの高くて楽しそうな声と、子どもに合わせたお父さんのふざけた声色が飛び込んでくる。幸せの形。愛の形。そこに宿る美しさに自分も入れてもらった(勝手に入った?)気がして、あたたかい気分。さぁ、昼飯を作ろう。レシピ調べるとペペロンチーノどーん。やるか。音楽をシャッフルで聴きながら、にんにくと唐辛子を刻み、弱火でオリーブ・オイルに。イタリアンの香りに包まれる。窓を隔ての向こう側とこちら側の幸せ。なんだか混ざり合って得した気分。ベーコン入りペペロンチーノうまくできた。やっぱり料理は好きだ。さらっと集中できるし、思考が込められていない自分の作品ができるし。趣味としてできるようにコツコツとやっていこう。手ににんにくの匂いが残っている。皿洗ってぼーっとしながらヴァンダムのことなんか調べてたら、母帰宅。二階に上がってスーパーカーを聞いたり、三角絞めさんのアト6ヴァンダム回を聞いたり。6時前くらいに散歩に出る。最近は早く歩かない。足と体を引きずってだらんだらんと歩く。背を丸め、とぼとぼと。ブルータスの車特集を本屋でぱらぱらと立ち読みしてから車に目がつくように。なんか一般的にはダサいとされてるようなもさっとした中古車が欲しい。オートマでもあるのかな。最近自分は「くたびれた」「色褪せた」「よれた」「味がある」みたいなものがすごく好きなことがよくわかった。600円で買ったGUのキナリシェフパンツの裾が靴や足と擦れて黒くなっていて、ジーンズを「育てる」とかいうふうに言っている人の気持ちがあぁこれかと手に取るように理解できた。自分は割と着るものや持ち物を、ただ「いい」というわけで選ぶのではなく、思想や生き方を合わせて考えたい人間なので、使用感があるものに自分の歩みや苦闘の跡が詰まっている気がして素敵に感じてしまうのだろう。まぁあとは「くたびれた、うちひしがれた=beat」感に憧れがあるからだろうな。自分はそうは生きられないことも含めて。女性にモテるのかはわからないが、こういう感じのところからも趣味を広げていきたいね。GEOに着く。久々の来店。なんか半年ぶりに来たぐらいでも、店のDVDが減っているのが目に見えてわかって悲しかったな。これ絶対に適当に選んでるだろっていうものが横置きされてたり。ヴァンダムが借りたくて来たけどなんか他も見たくなっちゃって、結局借りたのは『ハード・ターゲット』『サイドウェイ』『地球に落ちて来た男』『エンゼル・ハート』『燃ゆる女の肖像』の5本。見れるかな全部、多分見れねぇなぁ。見れないことを悔やみながら返すのがレンタル・ビデオの醍醐味だよ(前日の夜に詰め込んで見るのもまた一興)。レンタル・ビデオって擬似的にだけど貸し出し期間中その映画たちを「手に入れた」感じがあってすごく心が満たされるんだ。ぼろぼろの貸し出しバッグに入った、確かに質量のある5本の「爆弾」。この「爆弾」で自分と、そして世界が吹き飛んじゃうかもしれないって感じ。例えがよくないかもしれないけど、安全じゃないのが芸術だよ、たまには自分を吹き飛ばしてくれるようなものじゃないと。自分がソムリエになった感じもあってよいんだよ(舌を使ったソムリエになんか一生なれっこないからね)。「今回のメニューはこの5本です。全体的にすこし暴力的に仕上げてみました。」的なね。まだ一本も見てもないのに。このへんの感じは、配信じゃ味わえないよ、まったく。久しぶりに山の上に行ってみたかった第八公園に行く。暗い木々に囲まれた階段を上り、山頂につくと開けた空間に年代がかけ離れた二つの遊具、そして圧倒的な夕日がぱっと差す。

 

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思わず声が出そうになるくらい。いわゆる「完全」ってやつだ。

少し休んで、いろんなベンチに座ってみて角度を変えて。ベンチで寝っ転がっているおじさんがいる。子どもを何人か連れた母親が上にのぼってきている。遠くから子どもの声が聞こえている。おいしげる植物、風でさわさわと揺れる木々。そしてくたびれて全てに迷っている自分。それでも夕日は全部を包んでくれて、私はたしかにそこにあった。

現実の世界に降りていく。振り返ると草に包まれた斜面に白くて小さな花がたくさん咲いている。なんだか爽やかだった、随分と。身も心も。なんだか生きてゆける気がした。

アトロクに人生相談メールが来ていて、なんだかすごく今の自分と重ねてしまった。生きているのが辛いと。生まれてこなければ良かったんじゃないかと。無力感と絶望感。宇多丸さんの20代の頃の話はなんだかすごい助けになる。要は「20代は生きているだけでなんだかつらい。生き続ければいろんなわかることがある。自分がどれくらいか、社会がどれくらいかということ。その中で自分が『快=心地よい』と思える領域をすこしづつ見つけて広げていってあげることが、何かにつながる。」と。明確な答えを出そうとするんじゃなくて、寄り添ってすこしでも参考になりそうな考えをきちんと話してくれるのがとても真摯だなと感じた。

家に着こうという時に母からの電話。牛乳とミニトマトを買って来てとのこと。21歳のおつかい。ジャパンミートに行き、買う。夕方のスーパーは殺伐としていてなんだか肩身が狭い。そして、帰った。なんだかミニトマトが高かったらしい。すみません。おつかいは買って行って微妙な顔をされることが多いから嫌いだ。気を遣って「ありがとう」って言われている感じもなんだかいやだ。『はじめてのおつかい』に出ているあの子たちも、いつかおつかいの不毛さに気づくことだろう。ご飯。肉焼きとサラダ。ご飯後ぼーっとテレビをみていたら、母親に今何をしているのか、今後どうするのかを問いただされる。またしても答えが出てこない。頭が真っ白になる。それがわかんないからいまフラフラしているんだろうが。分かっていたらもっとしっかりやっているよ、そんな不真面目な人間じゃないんだ、僕は。わからなくなってしまったんだよ。

 

くそだよ、本当に。

真っ黒な未来と真っ白な頭。

ぶっこわすことに決めた。

決めたんだ。

何を?

わからない。

僕はいま大きな「わからない」の中にいる。

 

気分転換で今日のこれを書き始める。タマフルの「スタローン総選挙」を聴きながら。筆がのる。むしゃくしゃしてる時は筆がのるんだよ、ほんとうに。なんだかんだ2時間くらい書いてしまった。文章を書くって時間がかかるね。

 

一応四日目が書けた。今日で辞めても四日坊主だ。続けるって尊いね。

 

今は深夜。去年の夏になんとなく買っていた群像で柴田元幸が訳したジョン・フリーマンの詩を読んだ。特別感動したわけではないが、なんかいいものだなと思った。詩を書こう、私も。

 

<今日の曲>

スーパーカー「cream soda」

坂本慎太郎「君はそう決めた」

 

2022.06.03 #3 日常生活におけるピースメイキング

金曜日。

朝は9時くらいに起きて『ピースメイカー』の最終話を見たよ。最高だった。

変にウエットにもなり過ぎず、クリフハンガー戦法にも、イースターエッグ商法にも中指を立てるような、素敵なドラマだった(最後にアイツらがギャグのようにちょろっと出てくるのも蛇足だったのでは?)。最終回のピースメイカー、ビジランテ、ハーコートの攻め込みシーンなんてもうたまらん。やっぱりジェームズ・ガンといえば爽快感のあるメチャクチャな戦闘シーン。あのビジランテの剣捌きの感じ見ると日本的なサムライ・ヒーロー系もやろうと思えば結構いけそうだな。あと終わり方としてクリスが父殺しによって、トラウマを完全に克服し切るというより、殺しても殺しても付き纏ってくるトラウマと「共に生きる」という着地になっていたのが、非常に現代的だし、ガンはやっぱり心理的な「弱さ」というものをわかっている監督だなぁと思った。トロマ的な悪趣味やバイオレンス、過度な冷笑と雰囲気ぶっ壊しギャグはその「弱さ」からこそ発現するわけで。まぁバタフライのボスの着地がああいう形になるっていうのも意外だった。多分このドラマに完全なる「ヴィラン=敵」みたいなものは存在しなくて、それぞれに弱さがあり、それぞれにヴィラン性とヒーロー性がある。ピースメイカーも、ビジランテも、アデバヨも、マーンも、エコノモスも、ハーコートも、ホワイトドラゴンも、ジュードーマスターも、アマンダ・ウォラーさえも。だから、みんなでダッセェ踊りを踊るんだよ!!!!(OP)かっちり線を引くのは難しいねっていう温度感はガンなりのPC的、キャンセル・カルチャー的なものに対するアンサーだと思うし、結局時代感を表すことにもなってると。まぁただ「どっからどう見ても悪い奴は殺す!仲間を傷つけるクソ野郎は殺す!でも、間違って殺しちゃったらごめんね😅」みたいな大味な感じはいいよね。「人間的な繋がり」や「許しの美徳」といった重要なポイントを結果的にしっかり提示することにも繋がってるし。きっちりきっちりどこまでも果てなく「社会」に盲目的に加勢していく現代的なリベラル観に対して、本当の「社会」、すなわち自分の身の周りをきっちり守ることの尊さと難しさを提示している(これはケンドリックの新譜的なテーマでもある!)。最初は覚えにくい名前のやつ多いし、ガンがドラマで悪ふざけしようとしてる変わったドラマだなぁと思ってたけど、意外とガン本流のいいところを出しつつ、現代へのアンサーを、イシューと絡めて語るのではなく、ギャグも交えてサラッと見せてくれる手際が素晴らしいドラマだった。

ありがとう!!ジェームズ・ガン!!!

ジェームズ・ガンの好きなところは本質的な「弱さ」を持つ人間がいることをしっかり理解し、その人々を描きながら、その弱さが人にとってマイナスポイントではないということをしっかり見せてくれるところ。ある弱さは人にとって全面的な弱さになるのではなく、他の面で強さとなって人を支え続けてくれる、歩かせ続けてくれる要素でもあるということを感じさせてくれるところ。それが「弱さ」の肯定というより、「ある一つの弱さ」=「人として弱い」という思い込みの否定という感じ。弱さを抱きしめてくれるとかいうただ優しいもんにとどまってるわけじゃなく(本当の意味での優しさと言えるか分からないが)、ある面で「弱い」からこそ他の面で「強い」こともあり、それは尊いことだけど気をつけなければいけないこともあるということを教えてくれる。

醜くても、汚くても、弱くてもいい。しかし、それにもある種の責任が伴うと。だからこそ「俺たちの」ジェームズ・ガンなのだ。

 

テレビ千鳥「1つだけ花やしき」を見てから、昼飯。いっつもの俺風コンソメカルボナーラ(卵パスタ)を、poplifethepodcast『ユーフォリア』回を聴きながら作る。麺が10分茹での太いやつで、ちょっと硬めになってしまって、完璧ではなかったがまぁ合格点。

 

皿を洗って昨日の分からこの文を書き始める。

突然外が暗くなり、豪雨と雷。洗濯物をしまい、ベットに横たわる。

 

最近思うのが「Z世代」というワードを使ってくる奴らに対する全面的な不信感である。このワードが上の世代が俺ら世代に「無力さ」を押し付けるためのものになってしまうのではないかということ(「お笑い第七世代」というワードの使い捨て感に対する印象と近い)。

上の世代が解決するべき(しておくべきであった)社会問題に対する取り組みを、若者を旗振り役として立てて推進しようという動きがよく見られる。これには、成果が出ないことのリスクに対する上世代の自己保身、若者を前に立てることでぱっと見健全なことが推し進められているように見えるという外見的な爽やかさ、かつ若者層の支持、消費の獲得などの利点がある。その隠された利点のもと、「Z世代」はいいように使われる。

そして、もちろん今の日本で、変革は難しく、改善・向上があるとしてもカタツムリのようなとろいペースである。当然勝ち目のない戦いに利用されたZ世代は確実に「失敗した世代」としての烙印を押され、上の世代が背負うべきである責任を転嫁され、早々と次世代の仮想敵になってしまう。

そして、まず人口比率の少なさと貧困・格差という問題を全員が持つ世代の中で、世代を背負うポップ・スター、オピニオン・リーダーはZ世代の要請の中からはおそらく誕生しない(というより、誕生できない=若者の支持をある程度得たとしても、若者層が少ない「日本」自体に影響力を持つ存在にはなれない、かつインターネットによる各バブルの分化、貧困や無料コンテンツの充実による購買力の不足ゆえ統一的な支持を得るスター/リーダーの誕生は難しい)。それゆえ、上世代の要請のもと祭り上げられ、若者に暗に押し付けられるスター/リーダー(本人も支持層も上世代に祭り上げられている事実に気づかない)をあたかも自分たち世代が生み出したスーパースターだと思い込んでにんまりと笑い、そのスターに盲目的についていくしかなくなってしまう。

世代としてさっさと消費されてしまう前に俺たちが「Z世代」なんていう言葉を使わないようにしなくてはいけないよ。

 

お前が嫌いな言葉は、まずお前が使わないようにしろ。それが世界を変えるってことなんだ。

 

今、スピード感に乗り遅れるやつは、死んでいっちまうクソみてぇな世界なんだぜ。

 

ピース✌️

 

スーパーカーを聴きながら寝た

 

〈今日の曲〉

Wig Wam「Do Ya Wanna Taste It」

スーパーカー「YUMEGIWA LAST BOY」

2022.06.02 #2 死後評価されてもしょうがないよね

木曜日。

今日は学校。

朝起きてアラームを自分で勝手に止めていたようだ。10回くらいかけてたのに。

THE SIGN PODCASTのケンドリック・ラマー『Mr. Morale & The Big Steppers』回とHarry Styles『Harry's House』を聞きながら学校に向かう。よく晴れていて暑い。無茶苦茶に遊びたくなる。エネルギーが有り余っている。

 

授業で同級生の発表を聞いた。

著者の作品は、著者の自殺から10数年後、母親が持ち込み出版されたらしい。そこから40年後この学生が発表をして、聞いている学生に発表が届いている。著者はこれを望んだだろうか。

わからない。

自分は死後評価されることを射程に動くことなんかできない。

生前評価されることと死後評価されることの何が違うんだろう。

自分が死後の評価に虚しいものを感じてしまうのは、結局自分が表現を自尊心を満たすものとしてしか意識できていないからだろう。

 

友達を遊ぼうと誘ったが、断られてしまいました。彼はなんだか冷たかった。

依存的な関係は危険だ。分かっていてもしがみついてしまう難しさがある。

人は一人だ。

心がかさついている。

さてどこに行こう。何をしよう。

 

気持ちが決まり、ハライチのターンで岩井さんが話していた駒場公園に大学から歩いて行ってみることに。

学校裏の綱坂を上り、左折して日向坂へ。

大使館などが多く、見慣れない面白い街並み。

83 Lightning Catapultを聴きながらずんずん歩く。

麻布十番方面に興味を持ち行ってみることに。

予想と違う街並み。

ぐっと左に曲がり六本木ヒルズ方面へ。

けやき坂を奥に一本入りさくら坂へ。

上りきったところで左折し、西麻布の奥まったところに入ってゆく。

古びた自販機でCCレモンを買う。暑い気温にたまらなく合う爽やかなレモン味。

広尾を過ぎて、恵比寿駅方面に向かう。

一風堂を食べるか迷うが、なんとなくやめる。

恵比寿駅をすぎ代官山方面へ。

代官山っていけすかない街って思ってたけど、街並みがやっぱり東京の中では結構異質で、テーマパークにいるようで歩いてて楽しい。今度じっくり探検してみるか。

代官山を神泉・松濤方面に歩いて行く。

街並みは退屈になるが、83LCがおもろいので、疲れはない。

東大の裏を抜け、遂に駒場公園へ。

思ったほど広くもなく、何の面白みもない公園だったが、この公園をあれだけ広げてフリトにできる岩井さんはすごい。

公園を一周して、少し休み、代々木上原駅から帰ることに。なんか都内の中心部のはずなのに変わった下町感。

小田急線に乗って新宿、新宿から埼京線

車内では中川家高橋ひかるがゲストの「あちこちオードリー」を見る。

帰り道のセブンで蒙古タンメンカップ麺を買い、家で食う。

蒙古が食べたかったが、辛すぎるのもむかつくと思ったので、辛味オイルを半分だけ入れる。

 

夜ご飯を少なめに食べ、夜の時間。

「ひなたのバス旅」を見て、色々感じながら、自分が本当にゴミのような人間で、おそらくこのまま行くと今後の人生で何も手に入れることなく死んでいくのだと確信する。

最近何度目かハマっている銀杏のライブ映像を身漁る。なんだか自分には何でもできそうな気がしてくる。

音楽をダラダラと聞いていたら、3時過ぎに。風呂に入り、乃木坂という現代日本を代表するアイドルグループを牽引してきた「才能・努力・自己研鑽(主観的、右翼的)」「スカし・冷笑・超然(客観的、ある意味での賢さ、小賢しさ、左翼的)」「調和・一芸・乃木坂らしさ(協調的、ノンポリ的)」という三要素のせめぎ合いから2010年代的な共同体参画について考える。

そして疲れたから眠った。

明日はピースメイカーの最終話を見ることだろう。

明日は若林さんの『ナナメの夕暮れ』についても書こう。

 

 

〈今日の曲〉

Harry Styles「Cinema 」

坂元慎太郎「幽霊の気分で」

RCサクセション「スローバラード」

銀杏BOYZボーイズ・オン・ザ・ラン

銀杏BOYZ「あいどんわなだい」

2022.06.01 #1 モラトリアムの自己拡張

水曜日。

 

モラトリアムを自分で押し広げた。

がばっと。

就職を一年遅らせるという決意をなんとなくしてしまった。

決意がまだ固まっているわけでもないから、上の一文を打って心がざわざわ騒ぐ。

6月初頭は最終面接が集中している時期だという。

自分の予定は全くない。「予定は未定」だ。

 

自分がよくわからない。なにがなんだか全くわからない。

日記を書くことにした。短くても長くても。とりあえず書く。

三日坊主になるかもしれない。なってもいい。とりあえず書きたい。

感情がうわっと蘇ってくるまで、書いてみたいと思う。

何か変わるかもしれないから。変われなくても前に進まないといけない時はもうすぐそこだから。

 

銀杏BOYZ「ぽあだむ」を聞いている。

音楽は困った時、辛い時、やっぱりそこにいる。

 

今日は9時前後に起きて、シャワーを浴びてだらだらとスマホを見ていた。

『ホリケンのみんなともだち』にとんねるずのノリさんが出てて、その軽やかさになんだか驚いてしまう。とんねるずの動画をだらだらと見ていた。

タカさんが『〜おかげでした』が終わった時に、「とんねるずは死んだ」と言っていて驚いた。

Youtubeを始めようとマッコイさんがタカさんの楽屋を訪ねた時に、なんだか抜け殻のようだった。なんだかふわふわしていて弱気な感じがした。

なんだか今の自分に重ねてしまった。別に自分は何もなしとげてないのに。

何かを見失った人間の姿。でも、今やタカさんは完全に立ち直っている。

 

昼飯は焼うどん。プルコギのタレを使ったようで少し味が辛い。

その上に七味をかけた。七味の香りで元の辛さが打ち消されるようで不思議だった。

アトロクのポッドキャストを聞きながらもさもさと食った。

我ながらなんだか書いていて悲しくなってきた。

開けた窓からは母親が庭の手入れをする音が聞こえてくる。

もう少しで何かがつかめそうな気がしているし、どこまでいっても何も見つからなく、自分が現実を生きることができない脳内ファンタジー男であることの実感を一層深めそうな気もしている。

 

夜にまた書いてみることにする。(現在15:22)

 

夜になった。

昼書いてから、なんとなくだらだらとしてスマホをいじり、なぜか『バトルシップ』を見た。

 

うんまぁふつーに面白かったしあがったけど、最後みんなで集まってスマホで写真とか撮ってて、クラスの中心人物達の体育祭の感じ思い出した。

「人死んでるぞ〜」って思った。

まぁでもご機嫌でよかったし、2も作ったらいいのに。

 

そんで夜ご飯。パエリアに手羽先が入ってた。

あと野菜スープとレトルトハンバーグ。

うまかった。

飯だけは食うよく分からない動物ですよぼくは。

 

食後、若林の『午前0時の森』をTVerでみて、水ダウリアタイ。1時間1企画っていうから楽しみにしてたけど、Kカズミの検証企画で期待してたものとは違ったかな。

 

もう12時前だ。今日は久保ANNにかっきーが出るらしいから聞こう。

こんなんでいいのかな。

わかんねぇや、もう。

いつかツケが来るんだろうな。

その時どうなるか分かんないけど、むちゃくちゃにモラトリアムするしかねぇよ。今は。

 

徹底的に薄っぺらいね、私は。

 

なんか無茶苦茶に生きたいし、頭をめちゃくちゃ酷使したいよ。やってみるか。

動いてみるしかもうないよ。

誰も救っちゃくれないんだ。

自分でやるしかないね。

 

もうどうしたらいいかわからないよ。

 

〈今日の曲〉

銀杏BOYZ「ぽあだむ」